【コラム連載】面接対策 第2弾

こんにちは、EDIX採用担当です。

前回は面接対策の第1弾として【面接で見られる5つ観点】についてご紹介しました。
第2弾となる今回は、面接中の【5つの場面】別でのポイントについてご紹介します。

前回同様、ご紹介する内容は『EDIXの採用』にのみならず、ITエンジニアとして転職を志していらっしゃる方に参考にしていただけたら幸いです。

【場面1:自己紹介】
まずは面接会場へ案内され、入室から面接冒頭の自己紹介の場面です。
前回もお伝えした通り、『面接の7割は【人物】で決まる、そして【人物】は面接が始まって3分で決まる』といわれています。
案内された際、面接官が入室した際には感謝の気持ちを忘れずに、笑顔でお礼を伝えましょう。

「本日はお忙しい中、面接のお時間をいただきありがとうございます」

面接官の中には、業務を切り上げて面接に参加している方もいます。
上記のようなひと言を笑顔で伝えることで、「この方は気遣いや配慮ができる方だ」という良い印象になります。 気持ちの良い挨拶をすると、案外自分自身も落ち着けて余裕が持てるものです。

【場面2:経歴紹介や成功体験、強みの説明】
自己紹介の後は経歴紹介を促されるケースが多いでしょう。
その際、ただ漫然と経歴の説明だけになっていませんか。

面接官はあなたの「どんな実績があるの?」「どんな強みがあるの?」ということを気にしています。
経歴紹介の後に、面接官から尋ねてもらえるならばよいですが、尋ねられなければアピールできないまま面接が終わってしまいます。
今一度、どのように伝えるかをシミュレーションしてみましょう。

実績については経歴紹介の際に『数字』を交えて話すとより伝わります。
たとえば、
「○○人月のプロジェクトで、最大○○名のメンバーの進捗管理を行いました」
「テストは○○画面あり、項目数は○○○ステップ行いました」
のように話したら、より面接官へ経歴が伝わるのではないでしょうか。

また、経歴を話す際はフレームワークや使用ツールなども織り交ぜて話すとより効果的です。
さらに、経歴の中に自慢話がひとつでもふたつでもあれば、引き出しとして用意しておきましょう。
※自慢話の伝え方はまた別の記事で詳しくご紹介します

【場面3:退職理由の説明】
続いては、必ずといっていいほど聞かれる『退職理由』についてです。
大切なポイントは一点、『ネガティブとポジティブのバランス』です。

前回の記事でもお伝えしましたが、面接官はあなたが転職活動をしている時点で、現状に対する多少の不満を持っていることは理解しています。
しかし、話をよくよく聞いてみるとネガティブなだけでなく、ポジティブに新しい環境を求めているんだということが伝われば、一転して共感に変わります。
次の2つの転職理由を比べてみてください。

「今の職場はリソースの管理ができておらず、リーダーからの指示もあいまいで、自分の業務範囲が明確にわかれていない状態です。それなのに業務量が多く残業が常態化し、帰宅が深夜になることもあり、この環境では続けられないと思い転職活動をしています。」

「今の職場では○○という役割を与えられ、△△という経験ができたためスキルの幅が広がったという点では、大変な部分もあるが感謝をしています。ただ、プロジェクトの現状と自分自身のキャリアアップの観点と照らし合わせた時、現職には申し訳ない気持ちがあるが、次のステップに進みたいと考え転職活動をしています。」

いかがでしょうか、後者の方が好感が持てませんか。
前者について面接官の印象としては、「気持ちはわかる、でもうちもそこまでではないけれど、リリースのタイミングでは残業が多少あるし、帰宅が遅くなることもあるけれど、そうなるとウチも同じ理由で辞めてしまうのではないだろうか・・・」などと不安になってしまいます。

ここで大事なのが『ネガティブとポジティブのバランス』になります。
ネガティブな部分だけでなく、多少の苦労があってもその部分にのみフォーカスするのではなく、ネガティブとポジティブのバランスが取れる方という印象が伝われば、転職理由というネガティブなイメージが一転してポジティブに映ります。

実際、現職(直近の職場)で「ここは成長につながったな」「ここは感謝している」というポイントはありませんか。
今は転職したいという思いからネガティブな印象が強いかもしれませんが、ぜひちょっと立ち止まって振り返ってみてください。

さて今回はここまでにし、続きはまた次回の記事でご紹介します。
ぜひご確認ください!

関連記事

最近の記事 おすすめ記事
  1. 登録されている記事はございません。
  1. 【コラム連載】面接対策 第2弾

  2. EDIX Conference vol.4

  3. EDIX Conference vol.3

カテゴリー

アーカイブ

検索

TOP
TOP