【コラム連載】面接対策

こんにちは、EDIX採用担当です。
今回は、私が前職にて人材紹介会社のエージェントとして求職者様の転職支援をしていた経験から、面接対策のポイントについて、連載記事としてご紹介させていただきます。
ご紹介する内容は『EDIXの採用』に関わらず、ITエンジニアとして転職を志していらっしゃる方に参考にしていただけたら幸いです。

さて、第1回目となる今回は【面接で見られる5つの観点】についてご紹介します。

先に結論から。
面接官が見ている5つの観点とは、

・人物
・テクニカルスキル
・熱意・志望度
・志向性・キャリアビジョン
・条件・待遇

の5つです。

【人物】とは人柄やコミュニケーションのことです。
面接の7割は【人物】で決まる、そして【人物】は面接が始まって最初の3分で決まる、といわれています。
ぜひ挨拶や感謝の気持ちを忘れずに臨みましょう。
また、人は相手にポジティブな印象を抱くと加点式、ネガティブな印象を抱くと減点式で採点してしまいます。
面接官が皆さんの良いところをどんどん見つけたくなるような面接になるといいですね。

【テクニカルスキル】はそのままの通り、これまでの経験やスキルのことです。
ぜひ面接に臨む前に、これまでの経歴の”棚卸し”をしておきましょう。
これまでに経験したプロジェクトの数が多い方程、ご自身の経歴を振り返るのは大変かと思います。
しかし、職務経歴書に記載されている直近3年(経験が豊富な方は5年)の経歴、開発環境については空で話せるようにしておきましょう。
たとえば、フレームワークやDB、エディタやコンパイラ、リーダーをご経験されている方でしたら、その管理ツールは何を使われたのかなど、時には突っ込んだ質問をされることもあります。

また、「わかりません」「できません」は決してマイナス要素ではありません。
むしろわからないのに取り繕おうとすると、面接官は「ごまかそうとしている」とマイナスな印象を持ってしまうケースがあります。
面接官の意図としては「どこまで経験があり(知っていて)、どこから未経験(知らない)なのか」を確認したいだけということがあります。
したがって、質問に答えられなかったからといって必ずしもマイナスではないので安心してください。

【熱意・志望度】は、その面接企業についてどのくらい下調べをしているか、と言い換えることもできます。
自身の経歴を話す際に面接企業の強みと絡めて、「私のこの経験は御社の〇〇という事業に貢献できる」と話してくれたら面接官はどのような印象を抱くでしょうか。
また、「御社の〇〇というビジョンに共感し、私も△△という経験を伸ばしていきたいから御社を志望した」と言われたらどうでしょうか。
面接官が「あなたと一緒に働きたい!」と思ったら内定の可能性をグッと引き寄せられるのではないでしょうか。

【志向性・キャリアビジョン】はひと言でいうと「実現したいこと」です。
転職を志した方は大なり小なり「実現したいこと」があって転職活動をしているのではないでしょうか。
キャリアの面、待遇の面、環境の面、・・・、きっと不満がなければ転職を考えないはずだからです。
しかし、本音をそのまま話してしまうとネガティブに捉えられてしまう可能性があります。
ぜひ”言い換え”を使ってポジティブな表現にできないか事前に準備しておきましょう。

たとえば、「現職ではテスト工程しかやらせてもらえず、キャリアアップが実現できない」ということが事実だとします。
穿った見方をすれば、「その不満に対して営業や社内の方に相談し、自ら改善しようと努力したのか」と感じる面接官もいるかもしれません。
ここで「将来はマネジメントを目指し、そのためにはプログラミングから設計、要件定義と、まだ未経験ではあるが上流工程へ積極的にチャレンジしたい」と伝えるとポジティブに感じませんか。
(もちろんツッコミどころはありますので、補足は次回以降でご紹介していきます)

【条件・待遇】もそのままの通り、給与や福利厚生についてです。
企業側は、皆さんのこれまでのスキルや経験、期待を込めて提示年収を決定します。
(直近の)在職企業での年収を加味し、面接企業の評価基準をもとにそれ以上の提示をすることもあれば、同程度またはダウン提示もありえます。
その際採用担当としては、仲間として迎え入れるにあたり、その提示年収により皆さんの生活がしっかりと成り立つか(生活基盤が揺るがないか)どうかを意識します。
したがって、希望年収について企業の採用担当としては”本音”でお話してほしいです。
(お話しいただくかは別として)可能ならばその希望年収をお伝えいただく根拠について、ご自身のお考えをお持ちいただくと良いかと思います。
ご自身の経験に即した年収はどのくらいなのかがわからない、ご自身の市場価値が知りたい、という場合は、ざっくばらんに面接官にお尋ねいただくのも良いかと思います。

いかがでしょうか。
面接官がどのようなことに注意をしているかを知ると、より具体的な対策が立てられそうですね。

次回はより具体的な面接対策についてご紹介します。
ぜひご確認ください!

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